前回の職業倫理の話が脱線して失敗したので、

リベンジです!

特に最初に伝えたかったことは、「セカンドオピニオン」についてです。


なぜか?

それは、もっとも士業に従事する方の意識変革が必要な部分の1つでは?

私はそう思っています。

ここで、イライラっときた士業の方はこれ以降読まないことをお勧めしますm(__;)m



今医者の業界から始まって、どの士業でも少しづつ言われ始めていると思います。

しかし、士業の中では、義務もルールも無いセカンドオピニオンをどのように行うかについて

まだまだ議論が進んでいないように思います。

それにまだまだ理解が進まず、反対派の方が多いように思います。

でもどうかそんな方にも、少しでも知っていただきたいと思っています。

セカンドオピニオンはこれからの世の中のスタンダードになることは、間違いありません。

それを、私達が早急に取り組み、私達の時代で成し遂げてみませんか?



今、国民の価値観は変化しつつあります。

昔なら、「先生の言う事なら間違い無いですっ すべてお任せします!」といわれていたのに・・・

今は、心の中で「本当にこんなに費用かかるものなの? 言ってる意味がよく分からないけど、聞きにくいし・・・」

のような状態に変ってきたと言えます。 

そのような事情から士業への依頼に不安を抱える相談者や、苦情が増えてきております。



私達がこれにどう対応していったらいいのでしょうか?

今早急にしなければならないことは、依頼者にどれだけ安心して依頼していただけるかを

追求し、信頼関係をどう築きあげていくべきかを、考え直すことではないでしょうか?



それを追求すれば、必ず出てくるのが「セカンドオピニオン」です。

初めて相談に伺った依頼者は、まだ信頼関係も無く、不安な気持ちを抱えているものです。

「他の人にも聞いて、確認してみたい・・・」

日本人の民族性もあり、あまりこれをハッキリ言う人はほとんどいませんし、

口にはしません。



言わないんだったら、ほっておけばいいんでしょうか?

もし、言われたら対応するよっていう方もいるかもしれません。

口に出して言えない相手に、言われるのを待っててもいいのでしょうか?

例え、事務所の一部に”セカンドオピニオンに対応します。”っと書かれていても、

それでも、やはり言い出しにくいものです。



私はその状態が、セカンドオピニオンが十分に機能していないのでは?っと疑問です。

その状態では、依頼者の不安を取り除く事は到底出来ないと思います。

本当の意味で、「セカンドオピニオン」をすること

それは、「日本人に合わせたセカンドオピニオン」をすることだと思います。

・・・つづく。


※イライラしながらでも、読んでくださいまして、ありがとうございましたm(__;)m




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江川土地家屋調査士事務所

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